東北 tech 道場開催のお知らせ
2012年10月27日土曜日
Posted by 山崎富美 Developer Relations Team
東日本大震災から 1 年 8 ヶ月がたとうとしています。まだ傷は癒えていない地域が多くあることも事実ですが、東北の発展のために多くの方が引き続き精力的に活動されています。
そこで、テクノロジーを使ってそれらの活動を支援できないか、また現地の若い方達がもっとテクノロジーについて学び、教えあう機会を作れないかと考え、このたび「東北 Tech 道場」というプロジェクトを始めることにしました。
東北 tech 道場は、「学校」ではありません。単なる一日の「ハッカソン」でもありません。継続してサービスやアプリなどの開発を行い、完成させてリリースしていく。IT スキルを高めていく人材が東北でうまれ、成功していくこと。一人で黙々と開発を行うのではなく、教えあい、学び合いながら地元に根づいた開発者のコミュニティとして成長していくこと。長期的にはそうしたことを目指しています。
今回開催する道場では、東京から講師が仙台会場を訪れ、石巻や滝沢村などの道場拠点をハングアウトでつなぐほか、海外からもオンラインでエンジニアがサポートしてくださる予定です。
10 月 20 日に「第ゼロ回道場」として、石巻でアイディアソンを行いました。15 人の高校生が集まり、目を輝かせながら仙台とハングアウトでつないだり、話を聞いたり、どんなサービスを作ってみたいか語り合ったりしました。「第一回道場」からは仙台、石巻、滝沢村の 3 拠点でハングアウトで会場同士を接続し、道場を行なっていく予定です。
道場のスケジュールは 11 月 3 日(土)、11 月 18 日(日)、12 月 1 日(土)の 3 回を予定しており、12 月 16 日(日)には作品発表会を予定しています。発表会までにアプリやサービスを作り、発表して頂いた方には記念品をプレゼントする予定です。
なお、「特定の日に教えてもらう」だけでは開発のスキルは上がりません。道場の間の日程で、自習をして開発を進めていくことが重要です。自習をする中で詰まった時に質問ができるよう、毎週木曜日の 19 時〜 21 時に Google+ ハングアウトを使ったオフィスアワーを行います。オフィスアワーに参加すれば、エンジニアが質問に答えてくれます。
開発のテーマは、被災地で役に立つアプリケーションを作ること。何かしら例がないと手が進められないと思いますので、今回の道場では「未来へのキオク API、Latitude API 、Places API のいずれかを使ったアプリケーションを開発する」こととしました。
・未来へのキオク http://www.miraikioku.com/ とは、震災前、震災時、そして震災後の写真や動画を投稿・閲覧できるサイトです。未来へのキオク API として、キオク検索 API、テーマ検索 API、キオク投稿 API の 3 種類が公開されています。これらを使って、震災前の記憶、震災時の記憶、震災後の記憶を散りばめた素敵なアプリを作りましょう。
・Places API とは、特定の場所についての詳細情報を取得するための API です。震災後の自分の町のカフェのアプリ、レストランのアプリ、みどころのアプリなどを作りましょう。
・Latitude API とは、登録した相手の位置情報を取得できる API です。災害が起きた時に、家族や友達、同僚の位置が確認できるように備えるためのアプリを作りましょう。
【概要】
参加ご希望の方は、それぞれの会場の申込みフォームからお申込みください。また、東北在住で講師を手伝ってもよいという方や、自分の町でも開催したいという方がおられましたら、info_tohokutechdojo [at] googlegroups.com までご連絡ください。
東日本大震災から 1 年 8 ヶ月がたとうとしています。まだ傷は癒えていない地域が多くあることも事実ですが、東北の発展のために多くの方が引き続き精力的に活動されています。
そこで、テクノロジーを使ってそれらの活動を支援できないか、また現地の若い方達がもっとテクノロジーについて学び、教えあう機会を作れないかと考え、このたび「東北 Tech 道場」というプロジェクトを始めることにしました。
今回開催する道場では、東京から講師が仙台会場を訪れ、石巻や滝沢村などの道場拠点をハングアウトでつなぐほか、海外からもオンラインでエンジニアがサポートしてくださる予定です。
10 月 20 日に「第ゼロ回道場」として、石巻でアイディアソンを行いました。15 人の高校生が集まり、目を輝かせながら仙台とハングアウトでつないだり、話を聞いたり、どんなサービスを作ってみたいか語り合ったりしました。「第一回道場」からは仙台、石巻、滝沢村の 3 拠点でハングアウトで会場同士を接続し、道場を行なっていく予定です。
道場のスケジュールは 11 月 3 日(土)、11 月 18 日(日)、12 月 1 日(土)の 3 回を予定しており、12 月 16 日(日)には作品発表会を予定しています。発表会までにアプリやサービスを作り、発表して頂いた方には記念品をプレゼントする予定です。
なお、「特定の日に教えてもらう」だけでは開発のスキルは上がりません。道場の間の日程で、自習をして開発を進めていくことが重要です。自習をする中で詰まった時に質問ができるよう、毎週木曜日の 19 時〜 21 時に Google+ ハングアウトを使ったオフィスアワーを行います。オフィスアワーに参加すれば、エンジニアが質問に答えてくれます。
開発のテーマは、被災地で役に立つアプリケーションを作ること。何かしら例がないと手が進められないと思いますので、今回の道場では「未来へのキオク API、Latitude API 、Places API のいずれかを使ったアプリケーションを開発する」こととしました。
・未来へのキオク http://www.miraikioku.com/ とは、震災前、震災時、そして震災後の写真や動画を投稿・閲覧できるサイトです。未来へのキオク API として、キオク検索 API、テーマ検索 API、キオク投稿 API の 3 種類が公開されています。これらを使って、震災前の記憶、震災時の記憶、震災後の記憶を散りばめた素敵なアプリを作りましょう。
・Places API とは、特定の場所についての詳細情報を取得するための API です。震災後の自分の町のカフェのアプリ、レストランのアプリ、みどころのアプリなどを作りましょう。
・Latitude API とは、登録した相手の位置情報を取得できる API です。災害が起きた時に、家族や友達、同僚の位置が確認できるように備えるためのアプリを作りましょう。
【概要】
- 名称: 東北 Tech 道場
- 開催期間: 2012 年 11 月 3 日(土)~12 月 16 日(日)
- 主催: Google
- ハッシュタグ: #tohokudojo
- 公式 Google+ アカウント: http://goo.gl/07qfx
- 公式 YouTube アカウント: http://www.youtube.com/user/TohokuTechDojo
- 公式 Twitter: @tt_dojo
- 道場(会場)